私たちの厠道 ~トイレ診断士の視点~
トイレから学校教育を考えてきました!
2014年11月10日
厠道プロデューサー・トイレ診断士で代表の瀬古です。
この前の日曜日 堺市立平井中学校様にて「トイレから学校を考える会」を実施いたしました。
この学校の1・2年生とPTA・教職員のみなさんと学校のトイレ掃除をしてきました。
実は毎年 PTAのみなさんが地元ボランティアの方々と共にトイレを掃除する会のようなものを実施されていました。
しかし、ボランティアのみなさんの高齢化で実施が危ぶまれていたそうです。
そこで今年はプロに指導をして欲しいということになり、私どもアメニティコスモスに白羽の矢を立てていただいたというわけです。
今まで企業や小学校でのトイレ清掃指導・トイレクリーンマイスター講習などの経験はそれなりにあるものの、中学生の前では指導も講演もしたことがありませんでした。
小学生なら爆笑をとれるネタでもシーンと静まり返ります。
そういう難しい年頃の子供たち相手に先生方のご苦労が少しはわかったような気がしました。
内容はトイレ場所別に男女それぞれリーダーを各8名決めてもらい、清掃方法と道具の正しい使い方を説明しました。(トイレが8か所あるため)
そしてそのリーダーが各トイレで皆さんに教えながら清掃をし、私たちトイレ診断士が各トイレを巡回しながら指導するという方法をとりました。
真剣に話を聞いて率先して行動する子もいれば、友だちとじゃれて遊んでしまう子、落ちない汚れに必死に格闘する子も居ました。
正しい道具・洗剤で正しく作業すれば汚れ・臭いが落ちるということが多少なりとも子供たちに伝わったんじゃないかなとは思います。
また、最近どこへ行ってもパブリックトイレがきれいなのは、こういう作業をしてくれる誰かが必ずい、みんなが知らない間に頑張ってくれているからであるということを最後にお話しさせていただきました。
トイレを汚さないように使い、汚してしまったら自分で片づける!当たり前のようでも誰もが出来ていないのが現実です。
でもこれが当たり前にできるような人を増やすのも私たちの志すところでもありますので!