私たちの厠道 ~トイレ診断士の視点~

グリストラップ

2014年07月17日

こんにちは、アメニティコスモスの奥山です。今日は快晴でとても暑く、祇園祭の前祭り、山鉾巡行も無事に終わったようです。来週は後祭りの巡航があります(笑)

さて、今日は「グリストラップ」の話をさせていただきます。お聞きになったことがありますでしょうか?

グリストラップとは、下水道に直接油が流出することを防ぐ装置です。業務用の厨房では、設置が義務付けられています。その名のとおり、グリスに対するトラップです。床下に設置されていることが一般的です。ラーメン屋さん、居酒屋さんなどレストランに、設置されています。

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基本的には、受けカゴ、水槽、トラップ管の3点による構造が一般的です。洗浄機などから排出された排水は、受けカゴを通って水槽に貯水されます。食べ物カスや大きなゴミなどの固体は受けカゴで受け取られ、液体の排水のみが水槽に溜まります。トラップ菅は水槽の底面に向かってL字型に曲がっており、水に浮く性質の油は水槽上部に集まり、水槽下部の排水のみが下水に排出されます。仕切り板を数枚用いて、水槽を分割する機能を有するものもあります。

今回、お得意先様で、グリストラップの設置工事をすることになり、たまたま当社倉庫に設置するグリストラップが納品されたので写真を載せておきます。床面に設置されているグリストラップを見ることはあるのですが・・・

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このグリストラップを床下に設置、シンクなどの排水がすべてこのグリストラップに流れ込むように配管します。完成したら、また投稿したいと考えています。

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