私たちの厠道 ~トイレ診断士の視点~

ブラジルのトイレ事情

2014年06月04日

こんばんは、アメニティコスモスの奥山です。この前の冬季オリンピック開催時に、ソチのトイレにまつわるニュースをいくつかfacebookにて紹介しました。いよいよサッカーワールドカップが6月12日から開幕します。ということで、ブラジルのトイレに関するニュースは何か取り上げられるでしょうか?私はサッカーの試合にも関心はありますが、トイレ事情も気になります(笑)

ブラジルのトイレ事情を調べてみると・・・

1.トイレットペーパーは、便器の隣にあるくずかごに捨てる

基本的に便器に流してはいけません。多くの公衆トイレなどには、その旨の張り紙がみられるはず。紙を流すと、便器や下水管の紙詰まりで大変なことに。最近ではブラジルのトイレットペーパーも水に溶けるようになってきたため、設備がしっかり整っている場所では、流してもいいところもありますが、基本は「流さない」。

2.公衆トイレがない

特にリオデジャネイロでは、基本的にありません。カーニバルなどイベント時には、簡易トイレが設置されますが、普段は路上で必要になった際は、マクドナルドやレストラン、バールなどにお世話になるのが一般的。きれいなのは順に、ホテル、美術館など、レストラン、マクドナルド、バール。お店の人に「Onde e a banheiro?」(トイレはどこですか?)「Posso usar a banheiro?」(トイレを使用してもいいですか)と声をかけましょう。場所によってはレジなどに鍵が置かれており、鍵を借りて使用する場合もあります。

トイレットペーパーをトイレに流してはいけない国は、まだまだたくさんあるようです。お隣の韓国でも基本的には流してはいけないそうです。海外のトイレ事情を調べる旅に出たいものです(笑)また、海外旅行に行く時には、訪問先のトイレ事情も調べてから行くようにしないといけませんね~(^O^)

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