私たちの厠道 ~トイレ診断士の視点~

学校でうんちをするか・・・

2014年05月30日

こんにちは、アメニティコスモスの奥山です。連日、早くも暑いですね~(^_^;)先日、こんな記事を見つけました。

小学校低学年の1割が、3日以上排便がない便秘傾向にあることが、NPO法人「日本トイレ研究所」と王子ネピアの調査でわかった。学校のトイレに行きたがらないのも理由にあるようだ。

トイレの大切さを学ぶ出前授業「うんち教室」に参加した首都圏の小学校1~3年生599人に聞いた。
「3日以上うんちが出ない日が続く」と答えたのは、70人(11・7%)。

内訳は「3日」が45人、「4日」が20人、「5日」が5人だった。「毎日出る」は215人(35・9%)だった。

便秘傾向の背景には、学校のトイレに行きたがらないということがあるようだ。都内の小学生97人に「学校のトイレでうんちをするか」と聞いたところ、22人が「しない」と回答。しない理由は、「和式だから」「落ち着かないから」「休み時間が短いから」などだった。

私は仕事で、小学校を訪問することがあります。古い校舎の学校のトイレは、確かに、和式トイレの数が圧倒的に多いです。家庭はほとんどが洋式トイレですよね。慣れていない和式トイレでは、落ち着かない、だからトイレにいかない、というのもわかるような気がします。こういった問題解決に関わっていくことも、我々トイレ診断士の使命だと考えています。

gazou153.jpg

ページの先頭へ戻る